土産話を用意しようという話

最近,彼女につまらないと思われたくないという気持ちが強くなりすぎて,デートの会話の際に使える,楽しい話題を蓄えておく様にしたいと考えている.

仕事の話をするのが嫌いなことは,今までの短い付き合いの中でなんとなく分かってきたので,できれば仕事を連想しないようなジャンルを中心に楽しい話題を考える時間を作りたいけど,これがとにかく難しい.僕は毎日のTODOリストを作るようにしていて,その中には「英語を1.5時間勉強する」や「筋トレをする」などの面倒くさいこともそれなりに書かれている.それでも大抵は毎日こなせているのだけど,「彼女との話題を考える」のTODOに完了のチェックがついたことは今までで一度もなく,必ず次の日に持ち越されている.意外にも,「彼女との話題を考える」ことは,僕の中で何よりも面倒くさいことらしい.結局まだ,彼女との話題はひとつとして考えついていない.

デート中に話題が一切生まれない相性の悪さは,いつかはちゃんと見つめるべきなんだろうけど,顔も体も好みすぎて別れるのはもったいないと思ってしまう.

きっと,関係性をなくしてしまう事を「悲しい」ではなく「惜しい」と思ってしまう気持ちも,人とまともに付き合ってこなかったことから来るんだろう.まともに人付き合いをしていれば,また良い人と出会えるはずだろうと思えるものだろうし,その心の余裕から別れてしまう事を「悲しい」と表現する事もできるだろう.余裕のない僕からしたら,僕のことを,たとえ錯覚でも好いてくれる人なんて,もう一生出会えないとなかば確信めいてしまうので,悲しいよりも「惜しい」と思ってしまう.人との付き合いを金銭的な価値で量ってしまう.まじでクソだな

ていうか,なんでこんな内容になってしまったんだろう.書き始めは,彼女にデートを楽しんでもらいたいと思う気持ちしかなかったのに.文章を書き始めるとクソみたいな自虐で脳内が埋め尽くされてしまう.マジでなんなんだ